ソニー サウンドバーHT-S100FとHT-X8500違いを比較!向いているのは?
4K放送の普及に伴い、テレビも薄型化しつつあります。
テレビの薄型化とともに音質の向上を図るのが困難となるなか、外付けのサウンドバーが人気となっています。
そこで、今回は、サウンドバーのなかでも特に人気の高い、ソニー商品を2点取り上げ、比較違いを行いました。
具体的には、
ソニー サウンドバー HT-S100FとHT-X8500違いを比較してみました。
HT-X8500は、ハイエンドモデルでWサブウーハー内臓となっていて、違いの大きなポイントとなっています。
また、音声再生技術にも大きな違いがあります。
ちなみに、ソニー サウンドバー HT-S100Fはエントリーモデル。
それぞれの商品を紹介しながら違いを述べていきますね。
エントリーモデルのサウンドバーHT-S100Fを見たい方は下記をクリックしてください。
重低音や本格的な音質が期待できるHT-X8500を見たい方は下記をクリックしてください.
ソニー サウンドバー HT-S100Fとはどんな商品?
サウンドバーとは、映画番組放送を見るためのシステムに加えて、音楽など家庭内のエンターテイメントに幅広く使えるようにしたもの。
とくに、テレビと組み合わせたスタイルもリビングでさまざまなAVの楽しみを満喫できるようになっています。
サウンドバーとしては、エントリーレベルですね。
ソニー サウンドバー HT-S100Fはどんな音声システムが搭載されているの?
ソニー サウンドバー HT-S100Fには、音源を再生する仕組みとして三つの音声システムを搭載しています。
S-Master搭載
S-Masterとは、ソニーが開発した原音に忠実なサウンドを実現するデジタルアンプです。
S-Masterは、ソニーが長年にわたり蓄積したD/A変換技術を発展させ、開発された技術である。音声信号をフルデジタルで処理することができる。S-Masterは、音の歪みや音質の劣化、変換時に生じるノイズを最小に抑え、原音を忠実に再生することができる。また、S-Masterはアナログアンプと異なり、音声信号の波形を高速でサンプリングして音声をデータ化した後で増幅、再びアナログの信号に戻すために電力効率がよく、小型化しても音質の劣化が少ないのが特徴である。
参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/S-Master
S-Force フロントサラウンド搭載
フロントサラウンドとは、ソニーが開発した、まるで、音源のその場にいるような臨場感豊かなサラウンドを実現するシステムです。
2ウェイスピーカーシステム搭載
HT-S100Fは、2ウェイスピーカーシステムにより、人の声がすっきりクリアに聞こえる高精細なサウンドを実現
ソニー サウンドバー HT-S100Fの魅力は?
ソニー サウンドバー HT-S100Fの魅力的なこととして、3つあります。
音質的には、エントリークラスなので、重低音などはありません。
薄型テレビの音声を多少良くしたぐらいと思ったほうが良いでしょう。
ボイスモード
ボイスモードとは、人の声やセリフをアップすることで、人の声などを聞き取りやすくしたもの。
ナイトモード
ナイトモードとは、深夜の小音量時でも明瞭感のあるサウンドを実現する仕組み。
隣近所に気兼ねなくサウンドバーを使用することができて便利ですね。
オートスタンバイ
オートスタンバイとは、スタンバイ時の消費電力を低減する省電力機能
ソニー サウンドバー HT-S100Fはどうやって使うの?
HDMI端子(ARC対応)接続
HT-S100Fでは、HDMI端子(ARC対応)を搭載しテレビのHDMI端子と接続することで、ケーブル一本(別売)だけでの接続が可能
Bluetooth接続
HT-S100Fでは、サウンドバーをスマートフォン、PCなどのBluetooth対応機器の音楽をワイヤレスで繋いで楽しめます
光デジタル接続
HT-S100Fでは、サウンドバーを光デジタルで接続できます。
壁掛け対応
HT-S100Fのサウンドバーは、高さはもちろん奥行をスリムにして手軽に置きやすいコンパクトサイズを実現。
壁掛けにも対応できます。
サウンドバーの出力ワット数
HT-S100Fのサウンドバーの実力最大出力(非同時駆動/JEITA) 実用最大出力合計値(非同時駆動、JEITA) 100Wです。
フロント 50W + 50W
ソニー サウンドバー HT-S100Fの価格は?
ソニー サウンドバー HT-S100Fの価格は、アマゾンで一万円弱です。
割と購入しやすい価格になっていますね。
エントリーレベルのサウンドバーHT-S100Fを見たい方は下記をクリックしてください。
重低音や本格的な音質が期待できるHT-X8500を見たい方は下記をクリックしてください.
ソニー サウンドバー HT-X8500はどんな商品?
ソニー サウンドバー HT-X8500とは、HT-S100Fと比較するとサブウーファーを内蔵している点が異なるハイエンドサウンドバーです。
サブウーファーが内臓されたことによって、HT-S100Fと比較すると映画やゲームなどを迫力ある低音で楽しむことができますよ。
とくに、サブウーファーはWで配置されているので、より、低音の魅力が増しています。
HT-S100Fとは、比較にならないぐらいの迫力ある重低音が期待できます。
もちろん、サブウーハーが独立しているわけではないので、ホームシアターで使用するには、迫力が不足しています。
薄型テレビに接続して使用するには、十分すぎる重低音ですね。
ソニー サウンドバー HT-X8500にはどんな音声システムが搭載されている?
ソニー サウンドバー HT-X8500には、下記の三つの音声システムが搭載されています。
S-Master搭載
HT-X8500には、HT-S100Fと同様に、ソニーが開発した原音に忠実なサウンドを実現するデジタルアンプS-Masterを搭載。
3次元の立体音響実現機構
HT-X8500には、HT-S100Fにはない、高さ方向の表現力を加える「Vertical Surround Engine」と前後左右方向の表現力を加える「S-Force Pro Front Surround」搭載されています。
これにより、HT-S100F(HT-S100Fには、S-Force フロントサラウンド搭載)にはない、フロントスピーカーだけで3次元の立体音響を実現しています。
S-Force PROフロントサラウンド(TM)機構搭載
HT-X8500には、HT-S100F(HT-S100Fには、S-Force フロントサラウンド搭載)にはない、
前方2つのスピーカーだけで仮想的に5.1チャンネルのサラウンド音場を再現するS-Force PROフロントサラウンド(TM)が搭載されています。
HT-S100FのS-Force フロントサラウンドと比較すると、後方にスピーカーを置く必要がなく、すっきりとしたレイアウトで豊かな臨場感を楽しめますよ。
※ 5.1チャンネルとは
音声を聞く人の
・ 正面、
・ 右前方、
・ 左前方、
・ 右後方、
・ 左後方、
・ 低音出力用サブウーファースピーカー
6つのスピーカーを配置し、音声を流すシステムをいう。
サブウーファーは重低音の出力に特化しているため、「0.1チャンネル」分としてカウント。
3ウェイスピーカーシステム
HT-X8500は、HT-S100Fの2ウェイスピーカーシステム加えて、サブウーファーが搭載されていることで、3ウェイスピーカーシステムとなっています。
正確には、2.1チャンネルと呼びます。
ソニー サウンドバー HT-X8500の魅力は?
ソニー サウンドバー HT-X8500の魅力は、何といっても、HT-S100Fにはない複数の音声フォーマットに対応していることです。
具体的には、
・ ブルーレイディスクの高音質ロスレス音声フォーマット「Dolby True HD」や「DTS-HD」に対応
・ 従来のチャンネルベースに音の位置情報や移動情報(オブジェクト情報)を加えた、最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス」や「DTS:X(R)」に対応しています。
よくわからないけど?どういう意味ですか。
本来なら、三次元音源とするために、天井にもスピーカーを取り付けないと実現できないところを最新の技術(「ドルビーアトモス」や「DTS:X(R)」対応)をもって実現しているっていう意味かな。
サウンドオプティマイザー搭載
HT-X8500には、HT-S100Fと同様に、マンションや深夜の視聴に最適。
小音量・高音質を実現する「サウンドオプティマイザー」搭載。
基本的には、HT-S100F同様で、ボイスモード(人の声などを聞き取りやすくしたもの)とナイトモード(深夜の小音量時でも明瞭感のあるサウンド)があります。
オートスタンバイ
HT-X8500には、HT-S100Fと同様に、スタンバイ時の消費電力を低減する省電力機能であるオートスタンバイ機能が搭載されています。
設置のしやすさ
HT-X8500もHT-S100Fと同様に、テレビ台の上の限られたスペースにも置きやすい、奥行き96mmのスリムなサイズを実現しています。
ソニー サウンドバー HT-X8500はどうやって使うの?
テレビとの接続がより簡単!オーディオリターンチャンネル(ARC)対応HDMI接続
HT-X8500には、HT-S100Fと同様に、ARCに対応したテレビと本機をHDMIケーブルでつなぐと、テレビのデジタル音声信号が本機に伝送される仕組みが搭載されています。
従来は必要であった光デジタルケーブルを接続することなく、HDMIケーブル1本の接続だけでテレビの音声をサウンドバーで視聴できます。
光デジタル接続
HT-X8500もHT-S100Fと同様に、光デジタルで接続できます。
Bluetooth(R)接続
HT-X8500もHT-S100Fと同様に、スマートフォンなどのBluetooth(R)対応のオーディオ機器とワイヤレスで接続し、さまざまな音楽を楽しむことができます。
トップスピーカーやイネーブルドスピーカー設置不要
HT-X8500には、HT-S100Fにはない、トップスピーカーやイネーブルドスピーカーを置かずに3次元の立体音響を実現する「Vertical Surround Engine」搭載されています。
ソニー サウンドバーHT-X8500の出力ワット数
HT-X8500の実力最大出力(非同時駆動/JEITA) 実用最大出力合計値(非同時駆動、JEITA): 160W
フロント :40W + 40W
サブウーファー :80W
ソニー サウンドバーHT-X8500の価格は?HT-X8500 > HT-S100F
アマゾンで、38000円近く(2022年1月時点)。
なので、HT-X8500とHT-S100Fの価格差は、18000円ほどあり、かなりの差額になっています。
割とねがはりますが、価格に見合う商品かもしれませんよ。
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重低音や本格的な音質が期待できるハイエンドモデルHT-X8500を見たい方は下記をクリックしてください。
ソニー サウンドバーHT-S100FとHT-X8500!向いているのはどっち?
いかがでしょうか。
ソニー サウンドバーHT-S100FとHT-X8500違いを比較について説明してきましたが、
価格と機能がバランスしていると思います。
ソニー サウンドバーHT-S100Fに向いている方
一般的なサウンドバーに
・ サラウンド効果のみで十分と思っている方
・ コストパフォーマンスを優先する方
にむいているのは、ソニー サウンドバーHT-S100Fと考えます。
ソニー サウンドバーHT-X8500が向いている方
・ 迫力ある重低音が期待できるアクション系の映画を堪能したい方
・ 重低音の音楽を重視したい方
ソニー サウンドバーHT-X8500が向いていると思います。
ソニー サウンドバーHT-S100FとHT-X8500違いを比較のまとめ
いかがでしょうか。
HT-S100FとHT-X8500は、機能的にも音質的にもかなり差があるサウンドバーです。
HT-S100Fは、エントリーレベルのサウンドバーで
HT-X8500は、重低音や音質が期待できる本格的なハイエンドサウンドバーと言えます。
HT-S100Fは、エントリーレベルのモデルとして非常に人気の高い商品となっています。
一方で、HT-X8500は、本格的なサラウンドシステムを簡易に構築できる商品です。
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